靖国神社と政教分離について考えてみる
いつも見ていただきありがとうございます!
さて今回は大学の課題のために靖国神社に行ってきましたー!
なかなか訪れない場所だったので半日かけて見てきました。特に遊就館に時間をかけました(レポートのためここがメイン)
さて、靖国神社に安倍総理大臣が参拝して大きく問題になったのを覚えているでしょうか?
そもそも靖国神社って?という方もいるかなと思うのでそこから説明していきます!
靖国神社って??
靖国神社は、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。
明治維新以降の戦争で亡くなった方々を英霊として祀っています。現在靖国神社は246万6千もの神霊が祀られてます。
何故問題になるのか
ただの神社ではなく、戦没者を神として祀っており戦争を行った中心人物も神として祀られている神社に国の代表がお参りをする。
ここに
靖国神社が宗教施設ということから始まる政教分離の原則への違反の可能性
という問題があるからです。
神道を宗教とするか、日本の文化とするかで変わってきます。
政教分離とは?
政教分離とは政治と宗教は関わってはいけませんよというもの。
戦時中の日本が神道を国の宗教とし「天皇=神」として神道が政治に関わっていました。これをやめさせるためにGHQが行ったのが政教分離です。
このように神道が宗教なら総理大臣が神社に行くのは政教分離に反するんじゃ…
という考えが出てくるわけです。
安倍総理大臣の意見「玉串料は自分の財布から出してるから平気」
あくまでも個人で行ってますよ。ということで正当化したい訳ですが海外からみれば国の代表が訪れているのと変わりません。
さらに中国や韓国の人から見れば戦時中に占領を行い人を殺した日本軍の人を神として祀り、総理大臣が神にお参りをする。
つまり戦争で人を殺した日本軍の兵士を神として認めているのと変わらないと捉える人もいるようです。
日本以外の国は戦争で亡くなった方々の慰霊施設はすべて宗教に属さず、戦没者としてあつかっています。
なのに日本は神としている。
これが大きな問題のように感じます。
日本の文化的には神になるのかもしれませんが、伝統なら許されるのか。
玉串とは?
榊の枝に紙垂をつけたものをさし、神社において、参拝者や神職が神前に捧げるものです。玉串の代わりとして納める金銭を玉串料と言います。
神社、神職へ祈祷やお祓い、葬儀の謝礼として渡す金銭の表書きにも「御玉串料」という名称を用います。
僕の考え「政教分離の原則には事実上反していないが世間的に反しているし、そもそも神社で戦没者の方々を神とすることが間違いだと思う。」
安倍総理がとかニュースで話題になっても神として祀ることには違和感を持たないということも大きな問題なのかもしれません。
今回はこんな感じで!!